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格安航空券で行く北京

日中のレガシーキャリアが火花を散らす北京線

上海をはじめLCC就航路線が増えている日本とアジア諸都市ですが、中国の首都・北京に乗り入れている日本発着のLCCはいまのところありません。そこで北京行き格安航空券はレガシーキャリアから探すこととなります。

東京成田(NRT)/羽田(HND)→ 北京首都国際空港 (PEK)
飛行時間 往路:約4時間~4時間半、復路:約3時間半(直行便の場合)
航空会社 成田:JAL、ANA、中国国際航空、ほか
羽田:JAL、ANA、中国国際航空、海南航空、ほか
到着地 中国 北京市
時差 -1時間(日本時間マイナス1時間が北京市の現地時間)
LCC 日本~北京間は現在就航がありません

格安航空券で行く北京

HISの航空券検索では、1.出発地 2.目的地 3.出発日 4.到着日を指定するだけで空席のある航空券を簡単に検索することができます。「直行便のみ」など追加条件を指定することもでき、検索時点の最安値がすぐに確認できます。

事例は、2017年5月20日(土)東京発/同23日(火)北京発の往復航空券を検索しています。3泊4日の想定です。

1.便数が多く出発時間を選べる、中国国際航空
エアチャイナの名称で親しまれている中国国際航空は、中国唯一のフラッグキャリアであり、スターアライアンスに加盟しています。羽田~北京便は毎日4便、成田~北京線は1便運航しています。同じエコノミークラスでも普通運賃の航空券と、割引運賃の航空券とは往復で10万円ほどの差になる時があります。なお、運賃が安い航空券はマイル加算率も低くなります。

中国国際航空 エコノミークラス 32,160 円(往復 / 1名様分・諸税等込)
現地滞在時間 3日7時間5分
往路 東京(羽田 5月20日(土) 7:20
3h45
北京(PEK) 5月20日(土) 10:05
復路 北京(PEK) 5月23日(火) 17:10
3h20
東京(羽田 5月23日(火) 21:30

朝7時台の初便利用の場合値段が安くなることが多いです。こちらは羽田発が朝7時20分ですので早起きする必要がありますが、羽田ということもありアクセスがしやすく、直行便のため4時間足らずのフライトで北京へ。初日からまるまる北京観光に使えます。

復路は、北京17時10分発でお昼を現地でゆっくり済ませてから空港に向かうこともできます。正味3日じっくり時間が取れる点がメリットです。羽田到着も21時30分と、公共交通機関を利用しての帰宅が可能な時間帯です。

中国国際航空 エコノミークラス 44,100 円(往復 / 1名様分・諸税等込)
現地滞在時間 2日20時間
往路 東京(成田 5月20日(土) 15:15
4h20
北京(PEK) 5月20日(土) 18:35
復路 北京(PEK) 5月23日(火) 14:35
3h20
東京(羽田 5月23日(火) 18:55

同じく、中国国際航空の同じ割引運賃でも時間帯が楽な便、日本発着空港が異なる便は値段が上がります。往路は正午に成田空港に到着するイメージで余裕があります。復路も最終日に観光はできないかもしれませんが、2015年年間旅客数世界第2位の「北京首都国際空港」を楽しむことができると考えると、良い時間のフライトです。上記の場合で正味2日現地で楽しむことができます。帰路は羽田着ですので体にも楽な旅となります。

2.日系で安く行くならANA

ANA エコノミークラス 47,040 円(往復 / 1名様分・諸税等込)
現地滞在時間 3日3時間15分
往路 東京(羽田 5月20日(土) 9:25
3h55
北京(PEK) 5月20日(土) 12:20
復路 北京(PEK) 5月23日(火) 15:35
3h25
東京(羽田 5月23日(火) 20:00
ANA エコノミークラス 44,040 円(往復 / 1名様分・諸税等込)
現地滞在時間 2日19時間25分
往路 東京(羽田 5月20日(土) 17:20
3h50
北京(PEK) 5月20日(土) 20:10
復路 北京(PEK) 5月23日(火) 15:35
3h25
東京(羽田 5月23日(火) 20:00

チェックインカウンターも機内アナウンスも日本語で、しかも羽田発着便をご希望の場合は、ANAに安い航空券が見つかることがあります。羽田~北京線は毎日2便あります。初日、早朝に羽田に到着することが可能であれば、正味3日、初日が移動のみであれば正味2.5日くらい楽しむことができます。

3.往復2万円台で北京へ行くなら出発曜日を「海南航空」に合わせる
「格安」航空券にこだわるのであれば、1週間に3便羽田~北京線を運航している「海南(ハイナン)航空」があります。

海南航空は、中国のレガシーキャリアで、2016年6月にスカイトラックス社(SKYTRAX RESEARCH)の世界航空会社ランキングトップ100で第12位です。(ちなみに、1位はエミレーツ航空、第5位にANAがランクインしています)

海南航空 エコノミークラス 22,160 円(往復 / 1名様分・諸税等込)
現地滞在時間 4日16時間
往路 東京(羽田 5月20日(土) 2:00
3h40
北京(PEK) 5月20日(土) 4:40
復路 北京(PEK) 5月24日(水) 20:40
3h20
東京(羽田 5月25日(木) 1:00

出発時間も到着時間も過酷な時間帯ですが、何より2万円台で羽田~北京間を往復できます。2017年5月出発の場合、羽田発着の海南航空は往路が「月・木・土」、復路は「水・金・日」に運行しています。(※運航曜日は変更になる場合があります)

この運航のある曜日を調べてから旅行の日程を決めると、2万円台の旅が実現します。土曜日に出て木曜日に帰ってくる場合、6日間の旅で正味5日楽しむことができます。土曜に出て月曜に帰ってくる場合は、3日間の旅で正味2日。お安くお得な航空券と言えます。

また海南航空は、3大アライアンス「スターアライアンス」「ワンワールド」「スカイチーム」のいずれにも加盟していませんが、独自のマイレージサービス「金鵬倶楽部(Fortune Wings Club)」があります。

なお「北京首都国際空港」は巨大な空港で有名です。第1ターミナルから第3ターミナルまであり、日本の空港の感覚でいると時間までに目的の搭乗口に到着できない事態になります。時間に余裕をもって空港内の案内サインをよく確認し、迷わないように注意しましょう。

※上記は、2017年1月20日現在の情報です。

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