必見！航空券の安い時期｜旅の準備・格安航空券なら【HIS】

お得に買うコツ

人と行先のオフシーズン

旅行業界のオフシーズンこそ格安で旅行に行くチャンス！

旅行業界では航空券の料金が高くなる期間のことをオン（ON）シーズンといいます。これに対し、旅行に出かける人が少なくなり、航空券の料金が低くなる時期をオフ（OFF）シーズンといいます。

旅行業界のオンシーズンは7～9月とされます。
おおまかには、1月が一番安く、8月に向かって値段は上がっていきます。そして8月を過ぎると12月に向かって値段は下がっていきます。その流れと別に、休みが取りやすい時期はピンポイントで値段があります。年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み（お盆）、秋の連休も短期的なオンシーズンと言えるでしょう。

一方、航空券料金の安い時期は、行先にもよりますが、こうした人が大勢移動する旅行業界のオンシーズンの前後に現れます。年間おもに3回あり、安く旅行をするにはこの時期が狙い目です。

日本の旅行業界のオフシーズン

日本の旅行業界オフシーズンとは異なる、目的地のオンシーズン

オフシーズンの旅行では航空券の料金がオンシーズンに比べて割安ですが、それだけではありません。もし、目的地もオフシーズンであれば、旅行客が少なくなったことで目立つ空室を少しでも埋めようとするため、ホテル代が安くなるケースも増えてきます。また、現地ガイドやアクティビティなどの料金もオンシーズンよりお得になる傾向もあります。

ここで気をつけなければならないのは、「日本の旅行業界のオンシーズンと、目的地のオンシーズンが必ずしも重なっているわけではない」ということです。

国内で最もわかりやすい例が北海道でしょう。ゴールデンウィークは日本国内で最も旅行者数が多いオンシーズンですが、この時期の北海道はまだまだ気温が低く、決して旅行にベストなシーズンとは言えません。

逆に、6月といえば本州以南は梅雨の季節で、さらに連休もないことでオフシーズンなのですが、梅雨のない北海道はようやく初夏の陽気が続き、最高の旅行シーズンとなります。2月に札幌で行われる「雪まつり」は国内外の観光客で賑わいますが、旅行シーズン的には、先にも触れたように2月は完全なオフシーズンです。

もうひとつ注意しなければならないのは、「目的地特有の気候」です。代表的なのものが「台風」でしょう。旅行業界のハイシーズンは夏休みにあたる7～8月で、この時期を利用して沖縄に旅行する人も多いはずです。ところが、夏といえば沖縄では台風シーズンと重なっています。旅行の時期が台風上陸と重なる可能性が高くなり、最悪の場合、その影響で沖縄発着の飛行機が遅延または運航中止などになってしまうのは、テレビのニュースでもお馴染みです。

海外のケースも挙げておきましょう。お正月明けから2月にかけて航空券が安いので、ニューヨーク行きの航空券を手配して飛んでみたところ、ブリザード（暴風雪）のためほとんど外出できなかった･･･という話や、11月に有休を消化する人はいないだろうと、急きょ第4週に連休を取得し、同じくニューヨーク行きの航空券とホテルを探してみたところ、NYでは恒例の感謝祭があり、世界中から盛大なパレードを見ようと観光客が訪れるため、航空券もホテルもレストランも既に高額なチケットしか残っておらず、楽しそうなのにNY行きを断念といった笑えない話もあります。

こうして考えると、旅行業界のオンシーズン・オフシーズンというのはあくまでも日本国内や出国の旅行者数の増減で決められているものであり、目的地によっては旅行に適さない季節であったり、また、逆ににぎわうイベント等があり現地に向かう航空券や現地ホテルは高かったりという場合があります。

航空券代はできるだけ安く抑えたい、という人は「目的地でどう過ごしたいか、何を見ることを優先するのか」、などを考えてから、旅行に良い時期を選ぶべきでしょう。

予約の時期･曜日･時間によって安く買うことができる？

航空券をお得に購入するなら、早めの予約がオススメです。
常識的に考えれば、安価な席から埋まっていくので、スケジュールが決まっていれば予約はできるだけ早く行うといいでしょう。それでは具体的にどれほど早く購入すれば、安い航空券が手に入りやすいのでしょうか。

最も安価に購入できるのは出発の4～5ヶ月前と言われています。また、出発の60日前までであれば、平均より4～5％安く買えるそうです。

逆に出発の48～72時間前にディスカウントされた航空券が出回るケースもあり、これを狙うという裏技的な方法もあります。でも、こうした航空券が出回らないリスクもあり、その場合は旅行をあきらめなければなりません。確実に出発したいのであれば、やはり早めの予約が一番です。

曜日によっても航空券の値段が違うケースがあります。最安値になりやすいのは月～木曜と言われていますので、平日出発に絞って航空券を探すということもできるでしょう。ただし、祝日との兼ね合い、混雑度合いから別の曜日の方が安かった、と言うケースも決して少なくないので、あまり最初から決めてかかるよりは、まずすべての曜日を比較検討することが大切です。

そしてフライトの時間帯によっても航空券の価格が変わってきます。先に、1年にはオンシーズンとオフシーズンがあるということについて触れましたが、実は1日24時間のうちにも似たようなものが存在します。それがピークとオフピーク。

都心にお勤めの方は「オフピーク通勤」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、これは通勤ラッシュになりやすいピークの時間帯を外して、電車が空いている時間帯（オフピーク）に通勤することを指します。航空券にも同じことが言えます。人気のある出発時間帯はやはり日中で、これがピーク。逆に早朝や深夜出発便はオフピークとなります。そしてオフピークの時間帯に出発する人は、ピークよりも少なくなるぶん、その航空券の価格も安く設定されることが多いのです。

「人」と「行先」のオフシーズンをうまく選んで、安くてしかも楽しめる旅行の計画をたてたいものですね。

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